一番シンプルなウォーターケフィアの基本的な二次発酵の方法を写真入りで詳しくご紹介します。
と言っても、とーっても簡単。全体の大まかな流れは下記の2つ。
- ウォーターケフィア液とリンゴジュースを混ぜる
- 24時間~48時間、常温にて寝かせる
それでは、ウォーターケフィアの二次発酵の手順を解説します。
道具と材料
500㏄ペットボトル1本分の材料です。出来上がり量は460㏄程度です。
- 空の500㏄ペットボトル 1本
- 良く洗い、洗剤は完全に流してください。
- ウォーターケフィア液 約230g
- 100%フルーツジュース 約230g(今回はリンゴジュースを使用)
- ドライフルーツの場合はウォーターケフィア液の1割が目安
手順
1.ウォーターケフィア液とリンゴジュースを合わせます
ウォーターケフィア液を果物やジュースと混ぜ、常温発酵させます。今回はリンゴジュースで作ります。清潔なペットボトルに、ウォーターケフィア液を半分弱(約230g)、注ぎます。さらにそこへ、リンゴジュースを同量程度(約230g)そそぎます。これらは目分量でOKです。開封時の爆発防止のため、総量は満タンまで入れずに、八分目ぐらいまでにします。キャップをキッチリしてセット完了。一日~二日ほど寝かせます。
ペットボトルにウォーターケフィア液を半分ぐらい注ぐ。
漏斗を使うと便利です。
さらにそこへリンゴジュースを八分目ぐらいまで注ぎます。
満タンまで入れてしまうと、蓋をあけたときに中身があふれ出ることがあるので、上部は少しゆとりを持たせます。
しっかり蓋をして、24時間~48時間、常温発酵します。
完成が近づいてくると、ペットボトルがガスでパンパンになってきます。
開封時に溢れ出る可能性があるので、ガスが強そうな時は、少し蓋を開けガス抜きをしてください。
*二次発酵の容器について*
強度の観点から、炭酸飲料の入っていたペットボトルをお勧めします。二次発酵したウォーターケフィア液は、発泡性のソーダへと変化します。そのため、ガラス瓶では、破損の可能性がでてきます。特に、果物のすりおろしや、ジュースを使う場合は、発泡が強くなりますので、ペットボトルを使用してください。ドライフルーツの場合は、発泡が弱めなので、どのぐらいドライフルーツを使用するかにもよりますが、パッキン付きの瓶などでも大丈夫な場合が多いです。
2.48時間後…ケフィアドリンクの完成!
上記の写真に比べ、このように色が薄くなります。味はリンゴの甘みが抜け、やわらぎますが、リンゴの風味は残ります。加えて、少しぬか床のような、苦みのないビールのような香りがします。気泡が湧いてくると発酵が進んだ証拠。発酵が活発になるとペットボトル内でガスが充満し、かなりの圧になります。
二次発酵が完了しました。
発泡状態をわかりやすくするため、蓋を取って撮影しました。
発酵の途中でペットボトルの圧を確認してください。パンパンなら少し蓋を緩めて、いったん圧を抜いてください。蓋を開ける際は、溢れ出ることがありますので、爆発注意!!!少しずつ、そーっと開けます。少し大げさですがシャンパンのボトルを開ける瞬間のような感じです。特に生の果物のすりおろしなどを使用した場合は、吹き出すことがあります。シンクの中で開けると良いと思います。
◆蓋を開ける瞬間とコップに注いだところの動画
見た目はビールのようですね。今回は、強めの発泡と、少しの酸味、リンゴと酵母の風味がさわやかなケフィアドリンクになりました。
ウォーターケフィアドリンクは本当においしいし、かんたんですので、ぜひ、試してみて下さいね!様々なフルーツで試してみるのも楽しいですし、自分好みの配合を見つけるのもまた楽しいです。あなたのベストレシピが見つかりますように!
ウォーターケフィアとは?
ウォーターケフィアとは菌類の一種で、育てながら乳酸菌や酵母菌が豊富なドリンクを作ることができます。そのままでも飲めますがフルーツとブレンドして二次発酵させるとシャンパンやビールのように発泡し、爽やかで、美味しいケフィアドリンクになります。
生育は本当に簡単!育て方や購入方法が気になった方は下記のリンクをご覧下さいませ。
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